MAKII Staff Selection Vol.3
"Do you hear my voice？Just forget it,if you don't like."
2011年3月4日（金）〜3月15日（火）
March 4-March 15,2011
Open Everyday for the period
マキイマサルファインアーツでは、第3回となるスタッフセレクション展「僕の話しを聞いてくれ 笑いとばしてもいいから」を開催します。
穏やかにまたクールに見える外見の内側に、叫びや熱さを秘め、手探りしながら外界とのコミュニケーションをはかる3名の若手作家を紹介します。

MAKII MASARU FINE ARTS would like to announce our 3rd staff selected exhibition titled "Do you hear my voice？Just forget it,if you don't like."
At the exhibition, we introduce three young artists who try to communicate with the outside world, in groping their way, with the outcry and passion in their mind which appear to be calm or cool from outside.

「僕の話しを聞いてくれ 笑いとばしてもいいから」リーフ
リーフデザイン：鈴木健一




「切迫感」、「コミュニケーション」、「すこしクレイジー」。
今展のキーワードを挙げると、そのような言葉になるだろうか。
世界にむけて「応答せよ」と発したい、あるいは発した、若い訴えかけ、声たち。

Obsession, communication, some craziness ---
I believe these words are three beacons of this exhibition;
The exhibition which voices and calls of three young artists radiate all over the world---
Hoping and believing a positive response from you.

出展作家
Artist：
秋吉 かずき
Kazuki AKIYOSHI

秋吉 かずき Kazuki AKIYOSHI


40年前、アメリカの宇宙計画でパイオニア10号は宇宙への手紙を載せて太陽系を旅立ちました。人類が滅びた後もこの宇宙船は文明を探す旅を続けているのかもしれません。漂流する未完の通信は人間が抱える宿命的な孤独を象徴しているようです。
ツイッターが流行する昨今ですが、今回私は少しアナクロな方法でツイートしてみようと思います。


 経歴
1983　京都府生まれ
2006　金沢美術工芸大学 美術工芸学部美術科彫刻専攻 卒業
2010　金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科彫刻専攻修士課程 修了

展覧会
2009　「新世代- 未知なる場所を求めて」（art space kimura ASK?/東京）
　　　「トリエンナーレ2009年公募神通峡美術展」（旧大沢野中学校/富山）　　　　　　
　　　「AMUSE ARTJAM 2009 in KYOTO」（京都文化博物館/京都）
2010　個展「アナログ」（マキイマサルファインアーツ/東京）

受賞・助成
2008　ナンシー国立高等美術学校への学生派遣事業 第一回派遣学生（ナンシー国立高等美術学校/フランス）
2009　トリエンナーレ2009年公募神通峡美術展 <北日本放送賞>
2010　金沢美術工芸大学大学院修了作品 <学長賞>
作家web:http://kazukiakiyoshi.cocolog-nifty.com/
秋吉 かずき Kazuki AKIYOSHI≪密やかに存在する電波≫
"密やかに存在する電波" 2010
FM送信機、FM受信機、アルミニウム、電子部品
サイズ可変
岡野 伸吾
Shingo OKANO

岡野 伸吾 Shingo OKANO





家から一歩外に出たら、社会の中に片足を踏み入れています。次の角を曲がれば誰かがいるかもしれない。そのような想像が頭のどこかにあるとき、例え角の先に誰もいないとしても社会の一部に触れている気がします。

見えない向こう側を想像しセルフポートレイトを作ることで、社会（いるかもしれないし、いないかもしれない誰か）と自分の関係・距離を表現しています。


 経歴
1981　神奈川県生まれ
2008　京都造形芸術大学通信教育部美術科写真コース入学

展覧会
2009　LUXグループ展「つながり」（マキイマサルファインアーツ/東京）
2010　ヨコハマフォトフェスティバルポートフォリオレビュー参加（赤レンガ倉庫/横浜）
　　　　 個展「日常への愛憎」（マキイマサルファインアーツ/東京）
岡野 伸吾 Shingo OKANO≪beyond≫より
"beyond"より 2010
タイプCプリント
18×28cm
鈴木 光
Hikaru SUZUKI

鈴木 光 Hikaru SUZUKI


私は今まで身近な存在の人についての作品を製作し、発表してきました。
今回の作品は、ある崩壊した家族の中に「ヒロシさん」という韓国人の男性が入り込み住むことにより、家族の関係性が修復されていくといった物語りから制作された映画です。
是非ご高覧頂けるとうれしく思います。


 経歴
1984　福島県会津生まれ
2008　武蔵野美術大学造形学部彫刻科 卒業
2010　IAMAS（情報科学大学院大学）在籍中

個展
2010　「安楽島」（武蔵野美術大学GFAL/東京）

グループ展
2008　「ART AWARD TOKYO 2008」（丸ノ内行幸地下ギャラリー/東京)
　　　「ASYAAF （asia student & young artist art fair）」（ソウル市ソウル駅旧駅舎内/韓国)
　　　「COW パレード 2008」（東京）
　　　「群馬青年ビエンナーレ 2008」（群馬県立美術館/群馬)
2009　「NO FUTURE NO FUTURE展」（Art center Ongoing/東京)
　　　「WORM HOLE」（magical ART ROOM/東京)
2010　「トラ！トラ！トラ！」（マキイマサルファインアーツ/東京)
　　　「IngIngIng」（Art center ongoing/東京）
　　　「入ッテハイケナイ家 - "House" Keep out -」（黄金町バザール/神奈川）

受賞
「ART AWARD TOKYO 2008 <飯田志保子賞>
「群馬青年ビエンナーレ2008 <入選>
「第一回 座・高円寺ドキュメンタリーフィルムフェスティバル」 <入賞>


作家web:
鈴木 光 Hikaru SUZUKI≪安楽島≫
"安楽島" 2010
映像作品（37分） HDV
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